７月６日

おかあさんは毎日ひまなので、ネットでマンガの立ち読みをしたり、他人のブログをちらとのぞいたりしているが、それもあきてしまうので、しかたなく自分のページを作ったりしている。それで、またこのページを作っているのだよ。

このあいだ、久間防衛大臣が辞めることになったが、おかあさんは久間さんはたぶんほんとうのことを言ってしまったのだろうと思った。防衛大臣という要職にあれば、今の日本がどんなにノーテンキ状態にあるか危機感がつのると思うのよね。どこかでこのことを伝えたいと思っていたのではないか、それで、つい言ってしまった、そういうことじゃないかと思いました。だって、次代を背負う若い人がいつまでもノーテンキじゃこまるもんね。（しっかりしている人ももちろんいるだろう）　それで、非難のあらしを浴びて（もっともなことだけれど）、辞めることにした、長引かせないことが一番だからね、選挙あるから。　けれど、彼はそれほど落ち込んでいない。自分を信じている人には、考えが伝わったと思っているから。少しの人でもよいから、できるだけ真実（現実）を知る人を増やしたかったのだと思います。原爆が落ちてよかったと思っておられる訳ではないですよ。（とにかく戦争が終わった）
そのような大きな犠牲の上に今の日本があるということです。しかし、ほんとうに日本人は悲惨な戦争の体験を、自分たちのこととして学んだのだろうか。野党も、発言の一部だけを取り上げてワーッと攻撃するというパターン、大衆迎合路線をちょっと考えたほうがよいと思うけど。（え、エラソーに）
ひまなので、こんなことしか書くことなくって・・・

追伸のような：
８月になって、テレビ、新聞など第二次世界大戦関連の番組、記事が多くなってきた。
この間、マニラの大虐殺の事件をテレビで見たが、日本兵が一般市民、婦女子を強姦、略奪、虐殺して、市民なんと１０万人が死亡したという。生き残った老婆が言うには、倒れている人間が死んでいるかどうか確かめるために、日本兵が刀で突き刺して廻ったという。自分は、臀部を２ヶ所刺されたががまんして死んだふりをしていて助かったという。また、密告されて捕らえられたフィリピン人を後手に縛って、日本兵が自分たちの盾にしたという。戦争であっても、一般市民をこのようなめに遭わせていいものだろうか。
こんなことをして原爆投下も当然の報いだのに、日本は「ヒロシマ、ナガサキ」を利用して被害者としての日本のイメージを世界に与え、加害者としての立場を覆い隠すことに成功してきたと考える人が世界にはいることを、忘れてはならないと思う。
おかあさんは、これを見てフィリピンにははずかしくて行かれないと思った。