８月２１日

このところ、もうれつな暑さが続いて各地で最高気温が更新された。
なんと４０℃をこえたところもあるんだって。ワタシもちょっとチョーシが悪くって下痢になってしまった。
そんなこんなで、今年の夏はおでかけはナシ、ちょっと近場だけでした。そのうち涼しくなったらね。

ホタルをみかけなくなって久しいけど、このごろところどころで「ホタルの里」とか「ホタルが見られます」とか、看板が立っていたりする。
昔は、おかあさんの家の前の川でも夏になればホタルが飛び交った。小さな川なのだけれど、それなりにきれいで、めだかやふなくらいはいて、夏は水量も多く、入って遊んだものだ。おじいさんが畑から帰るといつも鍬を川にひたして、それを洗うのはこどもの仕事だった。こびりついたどろを藁のたわしでゴシゴシこする。きれいになった刃がでてくると、納屋に持っていって鍬をかけておくところにおく。そのうち、だんだん水も汚れ、クルマが増えだすと、歩道代りにコンクリートでふたをされてしまった。おかあさんはそれを見るたびに、便利かもしれないけど、川は川として置いてほしいと勝手ながら思っている。いつか、昔のようなきれいな川がみたいものだ。

えーッ！ほんと？
「ホタルの里」もほんものとニセモノがあるんだって。ほんとにホタルが飛び回っているところと、な、なんとホタルを買って来て放しているところもあるだってよー。ホタルが、一匹３００円から４００円もするだって。ホタルを捕獲？したり、養殖したり業者がいるんだって。
俗世を忘れて、一夜ホタルの飛び交うをみるのもたいへんなのね。なんでも、ホタルは自然に生息する環境でないと増えたりしないので、いくら連れてきたホタルを放しても、それがそこで増えたりすることはないだってじゃ。