１２月２０日

Steven

Ｓｔｅｖｅｎはウガンダの男の子です。おかあさんは、４年くらい前にフォスタープランで彼のペアレントになりました。
あまり、熱心なペアレントとは言えないのですが、たまにウガンダの様子を書いたレターが届くと、ふだん遠い場所であるアフリカが自分の身近に感じられてうれしくなります。
アフリカといえば、おかあさんのイメージは野生のライオンやキリン、シマウマがそこいらに走り回っているという単純なイメージしかなかったのでした。（あと強力なイメージとして昔読んだ「野生のエルザ」）
今でもそれらはもちろん消えてはいないのですが、ペアレントになったことで、そこに生活する人々との少しばかりの関わりができたことをうれしく思っています。ビンボーなので、もうやめようかと思ったこともありますが・・・
昨年は、忙しくてほとんどなにもできず、ただスポンサーとしての役割だけしかできませんでした。今年は少しばかりのプレゼントを送ることができました。これは、ＤＨＬのボランティア活動の一環として世界に運ばれているようです。
アフリカはいろいろなコーヒーの産地でもあります。コーヒーが大好きなおかあさんは、ときどきウガンダのコーヒーを買って飲んでいます。

今アフリカでは地球温暖化のせいかどうか知らないのですが、大洪水が起きてあちこちの国々で大変らしいです。エイズは、あいかわらず大きな問題のようです。Ｓｔｅｖｅｎは２年位前の写真では女の子と写っていて、まだ小さな子どもといった感じでしたが、今年きた写真では彼の弟と並んで写っていて、兄としての貫禄を見せていると思いませんか？なんだか背がビューンとのびて「まあ、大きくなったわね」という感じです。学校へは行けているようなので安心しました。とにかく、無事におとなになって、ウガンダの社会人として活躍してほしいです。彼の将来の夢は知りませんが、夢がかなうといいのですが。
彼と彼のファミリーが幸せでありますように。ウガンダがよりよくなりますように。物質文明に汚染されて心貧しくなりませんように。

日本はなんだか豊かになったのと引き換えに失った精神的なゆとりのなさ、心の貧しさが、社会全体を暗くしているような気がします。
（えらそうなこと言ってス、スミマセン）
　コーヒーでも飲んで一服ですね。